ダリアの育て方(一例)
- 別名:天竺牡丹(テンジクボタン)
- 科名:キク科
- 原産地:中央アメリカ高原地帯(メキシコ、グァテマラ高原地帯)
- 原産地の気候:熱帯の高地、冷涼な地帯が原産。
日本の夏の高温多湿な環境は苦手
- 栽培環境:冷涼を好む。暑さ、寒さ、過湿、過乾燥を嫌う。
- 日当たりと風通しがよく、水はけがよい場所が適する。
- 不耐寒性球根草
- 発芽適温:20℃前後
- 生育温度:10~25℃前後
- 利用方法:花壇、コンテナ栽培
種まき方法
ここでは50穴の連結セルトレーにまいて育苗しますが、
タネが大きいので、花壇などに直接まく事もできます。
育苗容器にタネ蒔き培土を詰める(市販の培養土を使うと便利)
☆ぽいんと 培養土は湿らせておく
(手のひらでギュっと握りしめるとある程度は固まり、
そのかたまりを指先でつつくと簡単にほろりと崩れる位の湿り気を持った状態が良い。)
連結セルトレーやビニールポットなど育苗容器に培養土を入れる
1カ所に1~2粒ずつ種を置く
指の腹で種を土に押し込む(5mmほどの深さ)
まき穴のフチの土をつまむような要領で、窪みに土を寄せ、タネが隠れるように土をかぶせる
土とタネが密着するように、手のひらなどで上から軽くおさえつける
タネまき当日は、霧吹きで表面を濡らす程度とし、日陰に置く。
翌日、ジョウロなどでやさしく水やりします。
その後は土の表面が乾いたら水やりをする(毎日水やりする必要はありません。)
発芽適温は20℃前後、1~2週間程で発芽してくる。
(1日の平均気温が20℃程度、
例えば 朝方気温15℃位でも日中気温25℃位になるような季節ならば適温)
発芽後は日当たりと風通しよい場所で過湿にならないように注意し、育てます。
本葉2~3枚の頃、3~4号ポットに鉢上げします。
本葉6~8枚頃日当たりと水はけのよい場所に50cm前後の間隔で植えつけます。
過湿に弱く、暑さにもあまり強くないので、白いマルチフイルムを使用しました。
ワラなどを敷いてやるのも良いでしょう。
秋には球根ができています。
暖かい地方では、土を少し盛り上げるか、
バーク堆肥や腐葉土などでマルチングして球根が凍らないように冬越しすれば翌年も楽しめます。
寒い地方では掘り上げて保管し春になったら植えつけましょう。