サポナリアの育て方
別名： ソープ・ワート、しゃぼん草
科名：ナデシコ科
原産地：ヨーロッパ
原産地の気候： 夏は比較的涼しく冬は温暖。季節による降水量の差はあまり無く、年間降水量も比較的少ない。
栽培環境：日当たりと水はけのよい場所を好む。酸性土壌を嫌う。
肥料が多いと。草丈が高くなり風や雨で倒れやすいので、肥料は控えめにします。
弱耐寒性一年草
発芽適温：15～20℃前後
生育適温：10～25℃前後
利用方法：花壇、プランター、鉢、切り花
タネまき～植えつけ
酸性土壌を嫌う為、花壇など地植えの場合は、苗を植え付ける２週間ほど前までに、1㎡あたり100～150g程度の苦土石灰をまき、すき込みます。その1週間位後に腐葉土や完熟堆肥2～3ｋｇと、１㎡あたり30～50g程度の緩効性肥料をすき込んでおく、鉢やプランターに植え付ける場合は市販の草花用培養土を利用すると良い。
種まき方法
一旦ポリポットなどにまいて育苗し、ある程度育った苗をプランターなどに植え付ける方法をお薦めします。
※暖かい地方では秋まきが出来ますが、寒い地方では春まきの方が無難です。
育苗ポットにタネ蒔き培土を詰める（市販の培養土を使うと便利）
☆ポイント 培養土は湿らせておく
（手のひらでギュっと握りしめるとある程度は固まり、そのかたまりを指先でつつくと簡単にほろりと崩れる位の湿り気を持った状態が良い。）
育苗ポットの八分目位まで培養土を入れ、
土の表面に指の腹で4か所に窪みをつける
サポナリアのタネ
窪みに2～3粒ずつタネをまく
まき穴のフチの土を崩すような要領で、タネが隠れるように2～5mmほどの深さに土をかぶせる
土とタネが密着するように、手のひらなどで上から軽くおさえつける
タネまき当日は、霧吹きで表面を濡らす程度とし、日陰に置く。
翌日ジョウロなどでやさしく水やりします。（水のやり過ぎによる過湿に注意）
発芽適温は15～20℃前後。10日程で発芽してくる
発芽後は日当たりと風通しよい場所で育てます。
少し乾かし気味に育てます。水分が多いと茎腐れになってしまうので注意。
ポットに根が回ったら鉢や庭に植え付ける（寒い地方で秋にまいた場合、ビニールハウス内か、建物の南側など日当たりがよくて風当たりが弱い場所で不織布をべたがけにするなどの防寒対策をして管理し、翌春に植え付ける）
花壇など地植えでは20ｃｍ程の間隔。18㎝鉢（6号鉢）では育苗ポット1鉢を目安に植え付けます。
秋まきでは翌年4月～5月に、
春まきでは7月～8月に2cm程度の花が多数開花。
