レタス栽培方法
収穫期間例(まき時期によって異なる)
育苗栽培の良い所
使用するタネの数量が少ない。
育苗は比較的小さな栽培容器で可能な為、温度管理など人工的な管理を行い易い。
直まき栽培の良い所
間引きを兼ねて収穫できるので、収穫期間が長い
サニーレタス
♠プランター直まき栽培
◎準備するもの
栽培容器(ここでは 約60cm×15cm、深さ約15cm、容量約13リットルの標準タイプのプランターを使用します )
培養土(市販のプランター用培養土を使うと便利)
◎土を詰める
ポイント 培養土は湿らせておく
(手のひらでギュっと握りしめるとある程度は固まり、そのかたまりを指先でつつくと簡単にほろりと崩れる位の湿り気を持った状態の培養土が良い。)
栽培容器の縁から2cm位あけて用土を詰める。
◎タネをまく
用土に棒などを押し付けて、10cmほどの間隔で深さ0.5cmほどのまき溝を2本作る
タネを約1~2cm間隔でまく
小さなタネは紙を三角に折ったものにタネを少量ずつ移し取ってまくとまきやすい。
蒔き溝の周りの土を寄せてタネが隠れる程度に薄く土をかける
タネを深く埋めすぎないように、深すぎると発芽が悪くなる
ポイント タネと土を密着させるように手や木片などで押さえる
タネまきの翌日ジョウロでたっぷり水をやる。
適温で管理した場合発芽まで3~6日かかります。
ポイント 水の与えすぎは厳禁。
水を与えすぎると、タネが腐って発芽しなかったり、せっかく発芽しても根腐れを起こしてしまいます。水やりは土の表面が乾いたら行う。
◎間引き
発芽が揃ったら、3~4cm間隔に間引く
草丈が10cm位に育った頃から適宜収穫をかねて5~10cm間隔に間引いて行く
◎追肥
草丈が10cm位に育った頃と25cm位に育った頃に追肥を行う
化成肥料8-8-8を10g程度(培養土1リットルに対して化成肥料 約1gが目安)
※ 液体肥料を使用する場合は、1週間に1回程度の頻度で水やりをかねて施すと良い。
◎収穫
草丈が25cm位になったら収穫。
3~4株ほど残し、他は株元から切り取って収穫する。
その後は、必要に応じて外葉をかき取って収穫
Vレタス
♠育苗
育苗容器に土を詰め、約5cm間隔でごく浅いまき溝をつける。
まき溝に1~2cm間隔でタネをまく。
本葉2~3枚の頃、9㎝(3号)ポリポットに移植するか、間引いて株間を5cm位にあける。
◎植え付け
本葉4~6枚の頃に植え付ける。
♠プランター栽培
◎準備するもの
栽培容器(ここでは 約60cm×15cm、深さ約15cm、容量約13リットルの標準タイプのプランターを使用します )
培養土(市販のプランター用培養土を使うと便利)
◎土を詰める
ポイント 培養土は湿らせておく
(手のひらでギュっと握りしめるとある程度は固まり、そのかたまりを指先でつつくと簡単にほろりと崩れる位の湿り気を持った状態の培養土が良い。)
栽培容器の縁から2cm位あけて用土を詰める。
◎植え付け
約20cm間隔で植え穴を開ける
根鉢が崩れないようにポットから抜く。(育苗箱からなるべく根を傷めないように掘り取る)
根元に土を寄せ、押さえる。
◎追肥
葉が巻き始める頃に追肥を行う
化成肥料8-8-8を10g程度(培養土1リットルに対して化成肥料 約1gが目安)
◎収穫
結球したら手で球の頭を押さえて、弾力が感じられるようになったら収穫。
株元から切り取って収穫
♠畑栽培(育苗~植え付けによる方法)
◎畑の準備
植えつけの2週間ほど前に石灰(苦土石灰なら1㎡当たり100~150g)を施し耕起する
10日ほど前に完熟堆肥を1㎡当たり2~3kgと化成肥料(8-8-8なら1㎡当たり約150g)を施し耕起する
巾60~65cmのウネを作る。※排水が良くない畑ではウネを高くする。
◎タネまき、育苗
Vレタスの育苗方法を参考に育苗
◎植えつけ 本葉が4~5枚になった頃に植え付ける。
サニーレタスは条間20~25cm、株間20~25cmを目安として植えつけます。
Vレタスは条間30cm位、株間30cm位を目安として植え付けます。
◎追肥
植え付けから2~3週間後頃に追肥を行う
化成肥料8-8-8を1㎡あたり30~40g株間に施す。
◎収穫
サニーレタス 草丈が25cm位になったら株元から切り取って収穫する。又は、必要に応じて外葉からかき取って収穫。
Vレタス 結球したら手で球の頭を押さえて、弾力が感じられるようになったら株元から切り取って収穫