パンジーの育て方
別名:
スミレ科
原産地:北ヨーロッパ
原産地の気候 :夏は比較的涼しく冬は温暖。季節による降水量の差はあまり無く、年間降水量も比較的少ない。
栽培環境:日当たりと水はけのよい場所を好む。
耐寒性一年草
寒さには強いが、日本の夏の高温多湿は苦手。
発芽適温:15~20℃前後(30℃を超えるような高温では芽が出にくい)
生育適温:5~20℃前後
利用方法:花壇、プランター、鉢植え など
タネまき~植えつけ
種まき方法
一旦育苗箱、セルトレイなどに種まきし、育苗後に栽培場所に植え付けるようにします。
育苗箱にタネ蒔き培土を詰める(市販の培養土を使うと便利)
☆ぽいんと 培養土は湿らせておく
(手のひらでギュっと握りしめるとある程度は固まり、そのかたまりを指先でつつくと簡単にほろりと崩れる位の湿り気を持った状態が良い。)
割り箸など棒状の物を押し付けて5cm間隔位で深さ5mmほどのまき溝をつける
まき溝に沿って1cm程度の間隔でタネをまく、正方形の紙を三角に折って使うと良い
まき溝のフチの土をつまむような要領で、タネが隠れる程度に2mmほど土をかぶる
土とタネが密着するように、手のひらや木片などで上から軽くおさえつける
タネまき当日は、霧吹きで表面を濡らす程度とし、日陰に置き、翌日ジョウロなどでやさしく水やりします。
管理のポイント
発芽適温は20℃前後です。春まきの夜間は保温して、夏秋まきでは風通しのよい涼しい場所で管理します。
2~3週間で子葉が展開してくる
タネまきから25~30日後、本葉1~2枚で2.5号又は3号ポリポットに移植する
※この商品はいろいろな花色のタネが混ざって入っています。
花の色によって発芽や初期生育に差が生ずることがあり、生育の早いもの、生育が旺盛なものを選んで育てると花の色がかたよってしまう場合があります。苗の大きさ等に関わらず、出来るだけまんべんなく扱う事をお薦めします。
株が出来たらプランターや花壇などの日当たりと水はけのよい場所に植え付ける。
花壇などでは20cm程の間隔。60cm位の標準的なプタンターでは3~5株程度を目安に植え付けます。
アブラムシは気温の低い時期でも発生します。小まめに観察して、見つけ次第防除します。
開花中の管理
・肥料切れを起こさないように、2週間位に1回、チッソ・リン酸・カリの各成分をそれぞれ8~10%含む化成肥料を1株当たり2~3g施す。又は7~10日に1回の割合で規定倍に薄めた液肥を与えるなど定期的に追肥を施します。
・咲き終わった花の花がら摘みを小まめに行います。