金蓮花の育て方
別名:ナスタチウム
科名:ノウゼンハレン科
原産地:中央~南アメリカ(コロンビア、ペルーなど)
原産地の気候 : 熱帯の高地、冷涼な地帯が原産。日本の夏の高温多湿な環境は苦手
栽培環境:暑さ、寒さ、過湿を嫌う 。日当たりと風通しよい場所
不耐寒性一年草
やや乾燥気味で育てる。戸外での栽培は霜の心配が無くなってから。
発芽適温:20℃前後
生育適温:15~25℃前後
利用方法:花壇、コンテナ栽培
種まき方法
タネが大きいので、花壇などに直接まく事もできますが、ここでは一旦ポリポットなどにまいて育苗し、ある程度育った苗を花壇などに植え付ける方法をご紹介します。
育苗ポットにタネ蒔き培土を詰める(市販の培養土を使うと便利)
☆ぽいんと 培養土は湿らせておく
(手のひらでギュっと握りしめるとある程度は固まり、そのかたまりを指先でつつくと簡単にほろりと崩れる位の湿り気を持った状態が良い。)
ビニールポットなどに八分目位まで培養土を入れる
土の表面に指で深さ1cm程(第一関節の半分弱くらい)の窪みを2か所作ります。
(金蓮花のタネ)
窪みに1粒ずつタネをまく
まき穴のフチの土をつまむような要領で、窪みに土を寄せ、タネが隠れるように1cmほどの土をかぶせる
土とタネが密着するように、手のひらなどで上から軽くおさえつける
タネまき当日は、霧吹きで表面を濡らす程度とし、日陰に置く。
翌日からジョウロなどでやさしく水やりします。(水のやり過ぎによる過湿に注意)
発芽適温は20℃前後。1~2週間程で発芽してくる
発芽後は日当たりと風通しよい場所で過湿に注意し、やや乾燥気味に育てます。
寒さに弱い為、霜の心配が無くなったら花壇やコンテナに植え付ける
肥料分の多い土では、茎葉が茂り過ぎて花数がつき難くなる事が有るので、元肥は入れずに植え付けその後様子を見ながら追肥を施すと良い。
(雨天が続きダメージを負った株)
涼しくなって天気が続くようになると回復し霜の下りる頃まで咲き続ける。