千日紅の育て方
別名：センニチソウ
科名：ヒユ科
原産地：熱帯アメリカ
原産地の気候 ： 気温は高く、温度の差は年間を通じて小さい。この地域の植物は寒さに弱い。
栽培環境：日当たりと水はけのよい環境を好みます
不耐寒性一年草
夏の暑さに強く丈夫でつくりやすく、開花期も長い。寒さには弱いので戸外での栽培は十分に暖かくなってから。
発芽適温：20～25℃前後
生育適温：15～30℃前後
利用方法：花壇、コンテナ栽培、切り花、ドライフラワー
タネまき～植えつけ
植え付けの2週間以上前に苦土石灰を1㎡あたり100ｇ程度施しすき込む。1週間程前に腐葉土や完熟堆肥を1㎡あたり2～3ｋｇ程度と、１㎡あたり30～50g程度の緩効性肥料をすき込んでおく、鉢やコンテナに植え付ける場合は市販の草花用培養土を利用すると良い。
種まき方法
花壇などの直接タネまきする事もできますが、ここでは一旦ポリポットなどにまいて育苗し、ある程度育った苗を植え付けて栽培する方法をご紹介します。
育苗ポットにタネ蒔き培土を詰める（市販の培養土を使うと便利）
☆ぽいんと 培養土は湿らせておく
（手のひらでギュっと握りしめるとある程度は固まり、そのかたまりを指先でつつくと簡単にほろりと崩れる位の湿り気を持った状態が良い。）
ビニールポットなどに八分目位まで培養土を入れる
土の表面に指で深さ0.5～1ｃｍ程の窪みを4か所等間隔につける
（千日紅のタネ）
※綿毛を除く処理済のタネですから、そのまままく事が出来ます。
窪みに1～2粒ずつタネをまく
まき穴のフチの土をつまむような要領で、窪みに土を寄せ、タネが隠れるように5mmほどの土をかぶせる
土とタネが密着するように、手のひらなどで上から軽くおさえつける
タネまき当日は、霧吹きで表面を濡らす程度とし、日陰に置く。
翌日ジョウロなどでやさしく水やりします。（水のやり過ぎによる過湿に注意）
発芽適温は25℃前後。1～2週間で発芽してくる
日あたりと風通しの良いところで水をやり過ぎないように注意して管理し、タネまきからおよそ1ヶ月後、本葉が2～3枚に育った頃花壇（株と株の間隔は30ｃｍ位）やコンテナに植え付ける
温度の上昇と共にぐんぐん育つ
（植え付けから2週間）
タネまきから70～80日後。この頃から花が目立ってくる。
花は長期間次々と霜の降りる頃まで咲き続ける
