プランターで肥料を使いたいが液体や固体があるがどちらが良いか

最初に選ぶ肥料は固体で大粒の「置き肥」がおすすめ
液体の肥料を選ぶ場合はワンポイントテクニックで補う

液体でも固体の場合も最初の内は8-8-8や10-10-10など成分比率が低く、3要素が大体同じものを選びます
固体の肥料は極小粒から大粒まで様々なサイズがあります、極小粒であれば土に混ぜるなど使用方法が記載されていますが最初に選ぶ肥料は大粒の「置き肥」と記載されている肥料をおススメ致します
肥料をやり過ぎると植物に悪栄養になることがあるのですが、大粒の置き肥であれば取り除くだけで肥料による悪影響を抑制することができます。小さい粒のものを選んでしまうと気づいた時には既に溶けてしまっていたり、形が残存していたとしても取り除く事が困難です。
液体の場合は大きく分けてラベルに記載された濃度に希釈するタイプと、既に適切な希釈がされているのでボトルのまま与えることが出来るタイプがあります。
初めての場合はボトルのまま与えるタイプを選びそうになってしまいますが、液体の肥料は与えてしまうともう取り返しが付きません、そのリスクを軽減するために工夫します。
例えばラベルに「1000倍/1週間1度」とある場合は[2000倍に薄めて1週間に2度]与えるようにします。
小分けにして与えることにより、1週間終わった時点で与えた肥料の成分量は同じでも、一気に与えるのと比較し植物の様子を見ながら与えられるため悪影響の発生確率は小分けにして与えた方が当然低くなります。
また、薄く与えていれば肥料による悪影響が出たとしても一気に与えた場合と比較し症状は抑えられます。
ボトルのまま与えるタイプで合っても同量の水で割って小分けに与えるなどすれば同様の考え方となります。
1000倍,2000倍に薄めると言われると難しく構えてしまい、拒否感を覚える方もおられる思いますが例えば2ℓのペットボトルを用意いただければ1ml液体肥料を入れてそこに水を入れれば2000倍希釈の完成です。
専門の道具や器具を用意しなくても100円ショップや身の回りのモノで簡単に代用できますので是非挑戦してください。