しば部長の菜園作り豆知識
ほうれん草の夏栽培と発芽の豆知識

ほうれん草の夏栽培の場合、最も問題になるのが早期トウ立ちだと考えられます。ほうれん草のトウ立ちは、 ほうれん草の草姿が一定の大きさに達した時に花芽が出来ます。その後、日長・気温などに感応して茎が伸びてトウ立ちとなるとされています。 品種により日長・気温に感応しやすい品種と感応しにくい品種があり、感応しにくい品種が「晩抽性(トウ立ちが遅い性質)」と呼ばれ、春~夏まき用品種として流通しています。 しかしながらトウ立ちしないまでも花芽は出来てしまうので、夏栽培では、トウ立ち前に若穫りして栽培回数を増やす事もひとつの方法だと思います。 また、露地栽培の場合降雨による病気の発生も懸念されますので注意が必要かと考えます。

●ほうれん草の栽培要点
 ●ほうれん草は過湿に弱いので、排水の良い場所を圃場として選んで下さい。
 ●播種は土に十分湿り気がある状態で行い、発芽まで適湿を保って発芽をそろえます。
  (夏は気温が高く発芽率が低下してしまいます。発芽処理を行なったタネをまくと
  比較的良く発芽します。)
 ●夏どりでは株間を広めに取り、風通しを良くし病気の発生しにくい環境にします。

●発芽処理の方法
 ①日本手ぬぐいなどの布を湿らせタネを包む
  (タオルなど織目の粗い布は不向き=根が伸長した時、織目に絡んでしまう為)
 ②さらに湿した新聞紙で包む。
 ③チャック付きのビニール袋に入れる。
 ④ほうれん草の発芽適温は15~20℃ですので、適した場所に雑誌など軽く重石を乗せて置く。

日本手ぬぐいなどの布を湿らせタネを包む。

さらに湿した新聞紙で包む。チャック付きのビニール袋に入れる。

適した場所に雑誌など軽く重石を乗せて置く。


処理開始2日目
処理開始2日目
処理開始8日目
根が伸びて来ました。播種適期。
処理開始8日目

自然と共にあゆむ ~自然観察から春の作付け適期を知りましょう~ ニサラダ人参(ピッコロ)の栽培 小松菜の栽培 ブロッコリースプラウトの栽培 秋胡瓜の習性について 春まき大根その後 ほうれん草の夏栽培と発芽の豆知識 景観用ひまわりの育て方 朝顔の種まき方法 インゲンのこと 春まき大根のその後 春まき大根栽培の注意点 「とう立ち」について 「冬の室内栽培」のポイント! その2 「冬の室内栽培」のポイント! その1 小さいタネを上手に蒔く工夫 用途に合わせた3つのタネの蒔き方